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不登校の原因を特定するのが有効な理由


基本、私は不登校の原因を特定するのには消極的です。

なぜなら、不登校の原因を考えれば考えるほど、行き詰ってしまい、どうすればいいかわからなくなってしまうからです。

しかし、原因を考えた方がいい場合もあります。

なぜなら、原因を取り除かないと支援の方法が見えてこない場合もあるからです。

こういう風に考えて見てください。

土の中に種が埋まっているとします。
その上には瓦礫やコンクリートが積んであり、そのために種は芽を出すことはできません。

この場合、まずは芽が出ない原因であるコンクリートを取り除く必要があります。

でも、それだけでは芽を出すことはできません。
暖かい温度と日光と、そしてお水が必要なのです。

その上で時間をかけて芽が出るように愛情と忍耐をかけて待つことが必要となります。
ただ、待つのではなく、水などその種に合った関わりをしていかないといけません。

この種が不登校の子どもです。
種は自然と芽を出そうと、成長しようと、遺伝子的に組み込まれています。

不登校の子どもも同じで、遺伝子的に「良くなりたい」と強い思いを持っているものです。

しかし、瓦礫やコンクリがあるために、なかなか出したくても出せない場合があります。

その瓦礫やコンクリが何か、原因を見出すということが大切なのです。

それを取り除いたところで、すぐに解決するわけではありませんが、そのコンクリの正体は親や先生の関わりだったりすることもあります。
それを取り除くことで、不登校の解決の糸口がぐっと広がることもあるものです。



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大人にはなかなか理解されない挫折感


こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。

不登校の子どもの心理状態には親にはなかなか理解することができません。

特に学校に行くのが怖い、嫌だ、しんどい、という子どもの気持ちを素直に受け取るのは本当に難しいことです。

なぜなら、私たちは普通に学校に行き、嫌なことや辛いことがあっても耐え、その中で頑張って家族を養っています。その中で成長したからこそ、今の自分があるはずです。それは一般的なことでもあります。

だからこそ、行けない我が子を見て、「逃げているだけ」と結論を下し、逃げないように、学校に行くにはどうすればいいか、そこだけを見てしまいます。

その結果、子どもと大人の距離がどんどん開いてしまい、子どもはどんどん自分の殻に閉じこもってしまいます。

不登校の子どもと関わる際に一番大切なことの一つは、子どもの気持ちをしっかりと理解することです。

その一つは子ども自身が大きな挫折感を抱いているということを意識してほしいのです。

子どもは幼いころは一つの思いを抱いて日々を過ごしています。
それは、お父さん、お母さんに嫌な思いをさせたくない・・・という思いです。

だから、多少理不尽な怒られ方をしても、子どもは黙って従います。
理不尽すぎると、パニックになったり、落ち込んだり、癇癪を起しますが、落ち着くとすぐに親の方に向かいます。

しかし、だんだんと親の思いと、子どもの思いがズレてきてしまうため、「自分のやり方が・・・」と思いながらも最初は親の思いを優先します。

それがだんだんと子どもの思いが膨らんできてしまった結果、親の思いよりも自分の思いを優先したいと思うようになります。これが思春期、反抗期と呼ばれる頃です。しっかりと自分が出来上がりつつある段階です。
しかし、子ども自身は「これでいいのか、親に迷惑をかけていないか」と心のどこかで思っているため、そのために葛藤し、悩み、自分らしさを見つけようと模索するのです。

さて、そうした中で、不登校の子どもは、学校に行かないという時点で、大きな挫折感を持ちます。
みんな学校に行けているのに、自分だけ行けなかったということに、悩み苦しむのです。
(もちろん、そこまで意識に上がっていないかもしれませんが、心の底ではもやもやとした挫折感を抱いているものです。向き合いたくないから、心の奥に閉じ込めているという場合もあります)

それでも親の期待を裏切りたくないから、別室登校や適応指導教室に行くのですが、その思いだけだとやがてつぶれてしまい、再度不登校に逆戻りし、大きな挫折感を抱きます。
当然です。自分が入っていないからです。

不登校の子どもは誰よりも素直です。
自分よりも他人を優先する傾向にあります。
だからこそ、他人ではなく、自分のために頑張れる力を育てることが必要なのです。

そのためには、不登校に陥った子供が、大きな挫折感を抱いているんだということを感じてください。

その中でお母さんやお父さんのために、頑張りたい気持ちもあったんだということを感じてください。

それを知ることが、不登校の子どもを理解するための第一歩です。
それができたら、うんと子どもの話を聴いてください。
多分親をなじるような発言もありますが、その時は「そこまで苦しい思いをしていたんだ」と受け止めてください。
(受け入れるではありません。あくまでも受け「止める」です。)

その思いが吐き出せ、そしてお父さんとお母さんが子どもを理解しようという姿勢が見えてくれば、自ずと子どもは自分の足で歩けるようになります。
誰かのためではなく、自分のために・・・です。

学校に行けない時点で、不登校の子どもが大きな挫折をしているということをまずは理解していくことが大きな第一歩だと感じることが大切です。



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宗教は不登校を治すのに効果があるか?−霊感商法や悪徳宗教に騙されないために―


こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。
今回は宗教と不登校に効果があるのか?
という話です。

宗教というと、最近いろんな報道が出ていますし、何か物を売って大金を巻き上げる霊感商法のようなイメージを持たれる方もいます。

悪霊のせいで不登校になった、前世の問題が・・・という人もいるでしょう。

特に日本は無宗教の文化なので、そうした宗教には抵抗を示す人も多いです。

宗教が不登校に役立つか、ということと、霊感商法や悪徳宗教に騙されないために、というテーマで今日は書かせていただきます。

さて、子どもが不登校になった場合、宗教は助けになるか・・・の答えですが、私は「イエスでもありノーでもあり」というちょっと曖昧な答えです。

無理して宗教に入れば不登校は治るなんてことは言う気はありません。

しかし、不登校のカウンセリングで、ある宗教(宗派はここでは言えませんが)によって、かなり改善したケースも見てきました。

ただ、注意したいのはそれはお母さんとお父さんが最初から入信していて、そこに子どもを連れて行って、子どもがその宗派のボランティアや行事に参加していくうちに、段々と明るくなっていって不登校が解消されたということ。

不登校が解消されたとまではいかなくても、高校からは元気に登校したり、社会で活躍するようになるケースは確かにあります。

もともと、日本の宗教というのは人とのつながりを強固にすることを目的としています。。
その中で、幸せに生きる方法をみんなで考えていくことが、本来の宗教の姿なのです。

なので、かなり悪徳な宗教や霊感商法でない限りは、私はいいんじゃないかと考えています。

ちなみに、悪徳な宗教の見分け方を少し伝えておきますと、
 ● 教祖が「自分は神だ」と言っている宗教。
 ● 法外な値段で写真やツボなどを売らせる宗教。
 ● 紹介してくれる人が明らかに幸せでない。
 ● 「すぐに効果がある」と効果のみを強調する。
 ● 嫌だと言っているのにしつこく勧誘してくる。

というところでしょうか。
上記に当てはまるところはちょっと避けた方がいいでしょう。

まあ、「宗教が不登校を救うこともある」というお話でした。
ただ、宗教じゃないと不登校は治せないということではありません。

不登校を治すのは、あくまでも環境調整と周りの支援です。
それらを満たす機能を持っている宗教でその子がぴったりはまれば、不登校が治る可能性が上るということです。

無理して宗教に入る必要はないのでご安心ください。
今回は霊感商法や悪徳宗教に騙されないために、上記のことを書きました。

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不登校と精神疾患の関係


不登校の子どもの多くが精神疾患と思えるような症状を出します。

例えば、急にイライラする、落ち込む、不眠、食欲減退などのうつ症状。
人が怖い、潔癖症、何度も同じことをするなど、恐怖症や強迫行動。
などなど。

ひどい場合になると、統合失調症のような幻覚・妄想なども出てきます。

もし、上記の精神疾患のような症状が出てきた場合は、できるだけ早く精神科・心療内科に行った方がよいでしょう。

ただ、不登校=精神疾患ではありません。

もちろん、精神疾患から不登校に陥るケースがありますが、それらは非常に稀です。
私も多くの不登校のケースを見ましたが、精神疾患と思えるものはごく僅かでした。
(ちなみに私は心療内科クリニックのカウンセラーもしています)

多くは、ある日急に学校に行けなくなって、家に閉じこもっているうちに段々と精神疾患のような症状が出てきたというケースでしょう。


これは完全に学校に行けていないという環境から生じているものです。


不登校を治すのは、精神科や心療内科の治療ではありません。
それで治るのであれば、「不登校専門」の病院が出てきているはずです。

不登校を治すのは、環境調整と周りの支援の2つです。

環境調整とは、子どもが少しでも外に出れるような場を用意していくことです。
フリースペースや学習塾、放課後登校や別室登校などが当てはまります。
家の中にいるのではなく、まずは社会とのつながりを持っておく場を調整することです。

しかし、子どもは社会の中で頑張る力は持てていません。
それを持っているのであれば、学校には行けているはずです。
子どもが社会でつながり続けるためには周りの支援が必要不可欠です。

そこに親の役割、大人の役割、友達の役割があるのです。

不登校は居場所を作り、その中で自分らしさを見つけることで、しっかりと心が成長して来れば確実に治ります。
これは実は精神疾患の治療と同じですが、一番のポイントは心を強くすることです。
(だからといって、一昔前の体罰や厳しい修行などは逆効果です。もちろん、それが効果のある子どももいますが・・・)

そのためには、子ども自身が前に進めるように、後ろから支えていくという役割が必要不可欠なのです。
精神疾患だからというのではなく、まずは子どもを理解し、支えていくということを意識して行くことが、お父さんやお母さんにはとても大切なことなんじゃないかと思います。



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不登校親の会くろーばー2月開催のご案内


2017年2月の親の会「くろーばー」の案内です。

兵庫県 神戸 不登校 親の会

基本は親同士で話し合い、子どもの関わり方や親の悩みを語り合う会です。

 <記>

テーマ :「不登校の原因は親?学校?本人?」
リード  : 田中 勝悟(スクールカウンセラー)
アシスタント:湊 順一郎(不登校の子どもを持つ父親)

日時 : 2017年2月19日 9:30〜10:30
場所 : 神戸三宮勤労会館 4階409号室
参加費: 1000円(部屋代・資料代込み)
対象者: 不登校、引きこもり、ニートの子どもを持つお父さん・お母さん
 
参加希望の方は、<お問合せ>よりご連絡ください。
追って連絡を差し上げます

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